こんにちは、ヤスモン(@yasumon)です!
金沢で一番有名な美術館はどこだか知ってます?
はい、もちろん金沢21世紀美術館ですね! 石川県で最も知られている近代美術館です。
金沢21世紀美術館の近くにも、石川県立美術館、鈴木大拙館などのアートスポットがありますね。
金沢21世紀美術館は、有料展示の他に、無料展示もいくつかあるので、これだけでも結構楽しめちゃうんですよ!
では、金沢21世紀美術館の概要、有料展示、無料作品、カフェ・ランチ情報、アクセス情報、駐車場情報について紹介しますね!
以下長文ですが、約5分ほどお時間をくださいね。
金沢21世紀美術館ってどんなところ?
金沢21世紀美術館は、石川県金沢市広坂にある近代美術館です!
「まるびぃ」、「21美」とも呼ばれますね。
21世紀美術館は、有料の展覧会作品の他に、無料の展示作品や体験型の作品があるんですよ。
無料スポットだけで結構楽しめちゃいます。
館内は、解放感あるガラス張りのオシャレな空間ですね。
開館は、2004年(平成16年)10月9日、敷地面積は、26,964.5m²。
設計者は、「妹島和世さん」と「西沢立衛さん」が関わっていますね。世界的に有名な建築家です。
館内には、展示ルームだけでなく、たくさんの施設があるんですよ。
キッズスタジオやプレイルームなどがあるので、小さなお子さんがでも楽しめますよ!
【有料展示】どんな作品あるの?
金沢21世紀美術館の展示作品は、料金が必要な展覧会作品と、料金が不要な恒久展示作品があります。
有料の展覧会作品は、年間でスケジュールが決まっていますね。
※有料の展覧会の詳細は、下記公式ページをご参照ください。
https://www.kanazawa21.jp/exhibition_event.php
これまで3回金沢21世紀美術館に行ってるんですが、2019年5月30日に訪問した時は、下記の展示をしてました。
- 大岩オスカール「光をめざす旅」
- 粟津潔「デザインになにができるか」
- 佐藤浩一「第三風景」
- 横山奈美「LOVEと私のメモリーズ」
大岩オスカールは、1965年にブラジルのサンパウロ生まれで、東京とニューヨークを拠点に活動しているアーティストです。
光と影に焦点を当てた作品は、独特、斬新でしたよ!
【スイミングプール】人間の常識を疑う?
金沢21世紀美術館といえば、スイミングプール。
スイミングプールは、地上部分は無料なんだけど、地下部分は有料エリアになってます。
地上から見ると、プールのように水が一杯になって見えますよね。
あら、不思議! 地下に行ってみると、水は入ってないでんですよ!
透明のガラスの上に、深さ約10センチの水が張られているだけなんです。ちょっと不思議な感覚ですよね!
日常の常識を疑う。こんな体験型のアートが21世紀美術館の魅力なんです。
レアンドロ・エルリッヒは、アルゼンチン生まれの芸術家。視覚的な錯覚や音の効果などを用いて、人間が持つ常識に揺さぶりをかけるのが特徴なんですよ。
制作年月日:2004年
制作者:レアンドロ・エルリッヒ
素材:コンクリート、ガラス
サイズ:H280×W402×D697cm
チケット:プール内(地下)のみチケット必要
エリア:有料エリア
作品:恒久作品
【緑の橋】植物壁から生えてるやん!
緑の橋は、長さ13メートル、高さ5メートルあり、壁面が植物に覆われているアートなんですよ。
緑の橋の植物は、金沢の気候に合う約100種類から構成されているんです。
緑の橋は、中央部が通路になっており、植物を間近で見ることができますよ。
緑の橋は、フランス・パリ生まれの植物学者・芸術家のパトリック・ブランの作品。
パトリック・ブランは、「垂直庭園(植物の壁」を発明し、この「緑の橋」をはじめ、世界中の壁に植物を植えているんですよ。
制作年月日:2004年
制作者:パトリック・ブラン
素材:植物、ポリ塩化ビニール、フェルト、鉄
サイズ:H468×W1,258×D14cm
チケット:必要
エリア:有料エリア
作品:恒久作品
【雲を測る男】まさかの天井に?
雲を測る男は、21世紀美術館の屋上にある展示作品ですね。ちょっと意外な場所にあってびっくり!
雲を測る男は、独房で鳥類学者になった「実在の囚人の言葉」にヒントを得て作られたそうです。
雲を測る男は、空に向かって定規を掲げており、生と死、人間の自由を再考させられる作品になっていますね。
雲を測る男は、ベルギー出身の美術家「ヤン・ファーブル」の作品で、死と変容をテーマにした彫刻やインスターレーション作品を多く制作しています。
また、劇作家・演出家としても活躍しているそうですよ。
制作年月日:1998年
制作者:ヤン・ファーブル
素材:ブロンズ
サイズ:H285×W120×D80cm
エリア:有料エリア
作品:恒久作品
【無料作品】十分楽しめるやん!
金沢21世紀美術館には、屋内屋外に無料作品がいくつかあるんですよ。
以下に、代表的な3つの作品(ブルー・プラネット・スカイ、カラー・アクティビティ・ハウス、ラッピング)を紹介しますね!
【ブルー・プラネット・スカイ】知覚を疑う?
ブルー・プラネット・スカイは、「タレルの部屋」とも呼ばれていますね。
部屋に入ると、なんやら独特で不思議な空間。
四角い部屋になっていて、天井の中央が真四角に切り取られているんです。
ブルー・プラネット・スカイは、絶えまなく変化する、光の移り変わりを体感させることで、知覚の本質を、人間に問いかけているそうですよ。
ブルー・プラネット・スカイは、アメリカ生まれの現代美術家「ジェームス・タレル」が制作した作品で、光と空間を題材とした作品を多く制作しています。
制作年月日:2004年
制作者:ジェームス・タレル
素材:モルタル、彩色、御影石、戸室石
部屋サイズ: H850×W1,117×D1,117cm
エリア:無料エリア
作品:恒久作品
【カラー・アクティビティ・ハウス】不思議体験!
カラー・アクティビティ・ハウスは、金沢21世紀美術館の野外にある展示作品ですね。
小さなお子さんや若い女性などが、よく遊んでいる作品です(^^)
3色(シアン・マゼンタ・イエロー)のガラスを組み合わせています。
不思議なことに、人がいる場所や動きなどによって、異なる色に見えるんです。
外から、中から、ぐるっと一周回ってみると、色の違いが分かりますよ。
カラー・アクティビティ・ハウスを作成したのは、アイスランドの芸術家「オラファー・エリアソン」。
オラファー・エリアソンは、カラー・アクティビティ・ハウスのような「インスタレーション作品」(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)を多く制作しています。
制作年月日:2010年
制作者:オラファー・エリアソン
素材:ガラス、ステンレス・スチール、PVBフィルム
サイズ:H300cm、ø1,000cm
チケット:不要
エリア:無料エリア
作品:恒久作品
【ラッピング】子供も楽しめる!
ラッピングは、金沢21世紀美術館の野外にある展示作品ですね。
公園にあるような遊具作品で、いくつもの突起が、色々や方向に突き出ているのが特徴です。
ラッピングの遊具の中に入ることができて、ちょっとユニークな体験ができますよ。
どちらかと言うとお子さん向きですね。
21世紀美術館のデザインや、環境に適応するように作られているんです。
ラッピングは、メキシコ生まれの建築家で「フェルナンド・ロメロ」の作品で、複合施設、文化施設、住宅プロジェクトなどを幅広く設計し、近未来的なデザインが特徴です。
制作年月日:2005年
制作者:フェルナンド・ロメロ
素材:ステンレス・スチール
サイズ:H677×W754×D397cm
チケット:不要
エリア:無料エリア
作品:恒久作品
【カフェ・ランチ情報】
金沢21世紀美術館の館内には、カフェレストラン「Fusion21」がありますね。
美術館から徒歩1分以内の場所には、カレー屋さん「金澤ななほしカレー」、カフェ&ケーキ屋さん「パティシエオフク」がありまよ。
以下に、3つのお店を紹介しますね。
【Fusion21】すごくオシャレ!
Fusion21は、金沢21世紀美術館の館内にあるカフェレストランで、モーニング、ランチ、カフェ、ディナーの営業をしています。
店内は、ガラス張りの開放的な空間。とてもオシャレですよ。
メニューは、時間帯によって異なるんですが、ランチなら、フュージョンランチ1,800円、シェフズランチ2,300円、能登牛ステーショナリーランチ3,300円などがありますね。
他にも、デザートセット、金沢パフェ、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、ビール、ワインなどがあります。
自分が訪問した時(2019年5月30日)は、フュージョンランチを注文しました。
パスタとバイキングがついたメニューですね。
バイキングでは、約10~15のアラカルトから、好きな食べ物を選ぶことができます。
バイキングは、種類も多くて、美味しかったです。
ワインやビールなどを飲みながら、楽しめるようなメニューも多かったです。
Fusion21は、日本人も多いですが、外国の観光客も結構多いですね。
個人のお客さんだけでなく、団体さんも多いのが特徴ですね。
【営業時間】モーニング:10:00~11:30、ランチ:11:30~14:00(L.O.14:00)、カフェ・ディナー:14:00~20:00(L.O.19:00)
【定休日】月曜日(月曜日が祝日の場合は、火曜日)
【喫煙可否】全席禁煙
【住所】〒920-0962 石川県金沢市広坂1丁目2−1 金沢21世紀美術館内
【電話】076-231-0201
【アクセス】広坂・21世紀美術館バス停から徒歩1分(21世紀美術館内)
【駐車場】金沢市役所・美術館駐車場
【HP】https://fusion21.gorp.jp/
【金澤ななほしカレー】身体にいい!
金澤ななほしカレーは、金沢21世紀美術館から徒歩30秒のところにあるカレー屋さんです。
創業は2015年と新しいお店ですが、旅行雑誌などに多く取り上げられていますね。
金沢のカレーは、チャンピオンカレーなどに代表される濃い味のカレーが特徴ですが、金澤ななほしカレーは、水っぽいカレーで、味は濃くなく、身体に優しいのが特徴です。
金澤ななほしカレーの店内は、お洒落なカレー屋さんという感じで、カフェのような空間です。
カウンターもあるので、一人でも安心して入れますね。
カレーは、セットまたは単品があり、セットの場合は、カレーを2種類まで選ぶことができ、トッピング(2つ)、デザート、スープ、漬物が付きますよ。
他にも、アラカルト、ソフトドリンク、アルコールなどがありますね。
【営業時間】火曜日・水曜日・木曜日・金曜日は11:00~15:00、17:00~19:30、土曜日・日曜日は11:00~19:30
【定休日】月曜日
【喫煙可否】全席禁煙
【住所】〒920-0962 石川県金沢市広坂1丁目2−18 中村ビル
【電話】076-232-5707
【アクセス】金沢21世紀美術館から徒歩30秒、広坂・21世紀美術館バス停から徒歩30秒~1分(バス停の場所による)
【駐車場】金沢市役所・美術館駐車場
【HP】http://nanahoshicurry.jp/
【パティスリーオフク】ちょっとブレイク!
パティスリーオフク(PATISSERIE OFUKU)は、金沢21世紀美術館の隣にあるお菓子屋さんですね。
お店の1階がお菓子屋さんで、2階がカフェになっています。
2階のカフェは、ウンター10席、テーブル2つのこじんまりした空間です。
のんびりできる感じではないですが、ちょっとブレイクするにはいいかもしれませんね。
メニューには、季節のタルト、フランス菓子、ガトーショコラ、ショコラ、マカロンなどがあります。
2階のカフェで食べる場合は、1階のショーケースから食べたいお菓子とドリンクを注文する形ですね。
飲み物は、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクがあります。
【営業時間】10:00~19:00(火曜日~土曜日)、10:00-17:00(日曜日)
【定休日】月曜日
【喫煙可否】全席禁煙
【住所】〒920-0962 石川県金沢市広坂1丁目2−13
【電話】076-231-6748
【アクセス】金沢21世紀美術館から徒歩30秒、広坂・21世紀美術館バス停から徒歩30秒~1分(バス停の場所による)
【駐車場】金沢市役所・美術館駐車場
【HP】https://www.patisserie-ofuku.com/
【美術館へのアクセス情報】
金沢21世紀美術館は、斜め向かいに兼六園があり、徒歩約5分の場所に金沢城公園があります。
石川県立美術館まで徒歩約5分、石川県立歴史博物館まで徒歩約8分、鈴木大拙館まで徒歩約10分です。
- 金沢駅から最寄バス停まで、バスで約15分~20分。「広坂・21世紀美術館バス停」で下車し徒歩で約30秒
- 金沢西ICから車で約20分
- 金沢森本ICから車で約15分
- 兼六園(真弓坂口)から徒歩約1分
- 金沢城公園(石川門)から徒歩10分
- 長町武家屋敷から徒歩約10分
- ひがし茶屋街からバスで約8分
- 近江町市場からバスで約10分
【美術館の基本情報】
【略称】まるびぃ、21美
【開館】2004年(平成16年)10月9日
【住所】〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2−1
【電話番号】076-220-2800
【営業時間】10:00~18:00(場所による)※展覧会のチケット販売は、9:30~閉館の30分前まで
【定休日】毎週月曜日、年末年始
【料金】一般1,200円、大学生800円、小中高生400円、65才以上1,000円(内容による)
【駐車場】金沢市役所・美術館駐車場
【HP】https://www.kanazawa21.jp/
【美術館の駐車場情報】
金沢21世紀美術館の地下には、金沢市役所・美術館駐車場があります。
【住所】〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2−1(金沢市役所と金沢21世紀美術館の地下)
【電話番号】076-220-2800
【収容台数】322台
【営業時間】24時間(深夜時間帯は、入出庫はできません。)
【アクセス】金沢西インターチェンジから約20分、金沢森本インターチェンジから約15分
- 平日08:30~17:45の料金
- 平日17:45~23:00の料金
- 土日祝の駐車料金
- 深夜23:00~08:30の料金
0分~30分の利用は、無料。それ以降は、30分ごとに150円。
0分~30分の利用は、350円。それ以降は、30分ごとに150円。
0分~30分の利用は、350円。それ以降は、30分ごとに150円。
1,000円/1泊。深夜時間帯は、入出庫はできません。
まとめ
ここまで、長い記事を読んでいただきありがとうございます(^^)
金沢21世紀美術館の観光時間は、有料・無料展示含めて、約1時間くらいでしょうか。
インスタなどによく登場するのは、スイミングプールですね。
地下のプールでジャンプした写真を撮ったりする若い女性が多いですよ。
小さなお子さんがいるなら、屋外の展示作品で結構楽しめると思います。
では、金沢21世紀美術館の観光を楽しんでくださいね!