こんにちは、ヤスハル(@twitter)です!
今日は、「ダイエットではカロリーが最も重要」について書きたいと思います。
私のこれまでの経験から、健康的にダイエットするには筋トレ・有酸素運動も大切ですが、一番重要なのは自分のカロリーを適切に把握(計算)することだと思っています。
筋トレ(2日に1回)と有酸素運動(3日に1回)もするので、1日平均2,100kcalは消費していたと思います。
結果的に、人生で4回目のダイエット(10月20日~11月19日)は、30日でマイナス2.3kgでした。
※過去4回のダイエット(10月20日~11月19日)については、ダイエット体験談に詳しくまとめています。
→4回のダイエット体験談
では、以下に、ダイエットにおけるカロリーの重要性、摂取カロリー量を把握・計算する、食事カロリーを計算してみようなどについて詳しく紹介しますね!
ダイエットにおけるカロリーの重要性

ダイエットを行う際は、自分のカロリーを把握することが最も重要です。
食べものからとる摂取カロリーが、運動などによる消費カロリーを上回るとエネルギー収支が黒字になり、黒字部分が体脂肪として蓄積される。
引用元:「Tarzan」マガジンハウス,2019年1月24日号
摂取カロリーが消費カロリーを上回っているから
「摂取カロリー>消費カロリー」
痩せるためには、「食べるカロリー<消費カロリー」にする必要があります。
- 太る原因は、食べるカロリーが消費カロリーを上回っているから
- 太る公式:食べるカロリー>消費カロリー
- 痩せる公式:食べるカロリー<消費カロリー
- 健康的に痩せるには、筋トレや有酸素運動が必須
摂取カロリー量を把握・計算する
基礎代謝量と1日の消費エネルギーを知ることで、自分が食べられる食事の摂取カロリー数を知ることができます。
以下に、基礎代謝量・1日の活動カロリー・1日の摂取カロリーを計算しよう、について解説します。
基礎代謝量について

基礎代謝量は、人間が寝ていても消費するカロリーのことで、年齢・身長・体重が分かれば測定ができます。
基礎代謝の測定ページ
リンク元:国立研究開発法人「国立健康・栄養研究所」
また、体重計があれば自分の正確な基礎代謝量を知ることができますね。
ちなみに私の場合、一般的な基礎代謝量は約1,400kcal。体重計で測定した基礎代謝量は、約1,500kcalです。
- 基礎代謝は、寝ていても消費するカロリー
- 正確な基礎代謝は、体重計で測ることができる
- 自分の基礎代謝を知ることが食事コントロールの第一歩
1日の活動カロリーについて

1日の活動カロリーは、各人の活動量によって異なります。
活動カロリーは、一般的に、METs(メッツ)という指標を用いて計算することができ、METsは、「活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているか」を表しています。
活動ごとの消費カロリーを下記に紹介します(体重60キロのケース)。
- デスクワークを7時間した場合:約573kcal
- トラック・バスの運転を7時間した場合:882kcal
- 立ち作業(販売など)を7時間した場合:1,323kcal
※上記カロリーの計算方法(1.05×METs値×時間(H)×体重)。METs値は、国立研究開発法人「国立健康・栄養研究所」の改訂版『身体活動のメッツ(METs)表を使用しています。
別の計算方法を使うと、下記のようになります。
- デスクワークを7時間した場合:132kcal
- トラック・バスの運転を7時間した場合:441kcal
- 立ち作業を7時間した場合:882kcal
※上記カロリーの計算方法(1.05×(METs値-1)×時間(H)×体重)。METs値は、同上。
- 1日の活動カロリーの計算方法はいくつか種類がある
- デスクワーク8時間の消費カロリー:573kcal
- 同上(別の計算方法):132kcal
- 私の感覚では後者の計算方法が実態に合っている
1日の消費カロリーを計算しよう

では、私の1日の消費カロリーを計算してみたいと思います。
上記計算方法の後者を使って計算します。
基礎代謝量:1,480kcal
1日の活動量:約132kcal
合計約1,612kcal
職場まで移動したり、料理を作ったり、他の活動をプラスするとおよそ1,800kcalくらいだと思います。
(さらに、筋トレや有酸素運動をした日の消費カロリーは、2,100kcalを超えますね。)
もし、私が今の体重を維持するなら、摂取カロリーも1,800kcalで大丈夫ですが、痩せるには摂取カロリー1,800kcal未満にする必要があります。
※ダイエットに効果的な筋トレメニューについては、下記のページで詳しく紹介しています。
→ダイエットに効果的な筋トレメニュー
※有酸素運動がダイエットに効果的な理由については、下記のページで詳しく紹介しています。
→有酸素運動がダイエットに効果的な理由
- 自分の基礎代謝+活動カロリーを把握する
- そのうえで、自分がどれくらい食べられるか計算する
- 健康的に痩せる・リバウンドしないためには筋トレ・有酸素運動も必要
食事カロリーを計算してみよう

私がよく食べる1日の食事スケジュールです。
- 朝食:465kal+プロテイン133kcal
- 昼食:322kcal
- 夕食:613kcal
- 寝る前:プロテイン(133kcal)
- 合計1,666kcal
ご飯(252kcal)、納豆1パック(100kcal)、卵1個(78kcal)、野菜ジュース一杯(35kcal)、プロテイン(133kcal)
コンビニのサンドウィッチ(約300kcal)、コーヒー(ミルク、砂糖入り)(22kcal)
ご飯(252kcal)、胸肉の炒め物(200kcal)、厚焼き玉子(151kcal)
私の1日の消費カロリー(基礎代謝+活動カロリー)は、約1,800kcalなので、このままの食生活を続けると痩せていきます。
このように、自分が実際に食べている食事のカロリー数を計算すると、自分の食生活が把握でき、「なぜ太ってしまうのか?」がよく分かります。
- 自分が食べている食事のカロリーを計算してみる
- 自分の消費カロリーと食事カロリーを比較してみる
- そうすると「なぜ太るのか」がよく分かる
食材・料理のカロリー例

食事のカロリーを把握するには、インターネットで検索してもいいのですが、食事のカロリーが書いてある本があると便利です。
参考までに、下記に代表的な食材&食事のカロリーを記載します。
※引用文献:「食材&料理カロリーブック」(主婦の友、2017)
ご飯(精白米:茶碗1杯)

正味量:150g
カロリー数:252kcal
タンパク質:3.8g
脂質:0.5g
炭水化物:55.7g
食パン6枚切り(1枚)

正味量:60g
カロリー数:158kcal
タンパク質:5.6g
脂質:2.6g
炭水化物:28g
中華ラーメン

正味量:中華麺120g
カロリー数:438kcal
タンパク質:17.9g
脂質:3.6g
炭水化物:69.8g
スパゲティミートソース

正味量:スパゲティ乾麺80g
カロリー数:602kcal
タンパク質:22.1g
脂質:23.3g
炭水化物:68.6g
ざるそば

正味量:そば(乾燥)80g
カロリー数:337kcal
タンパク質:13.1g
脂質:2.9g
炭水化物:64.1g
生卵Mサイズ(卵黄・卵白)

正味量:卵黄15.8g、卵白35.5g
カロリー数:78kcal
タンパク質:6.3g
脂質:5.3g程度
炭水化物:僅か(0.1g程度)
納豆小(1パック)

正味量:50g
カロリー数:100kcal
タンパク質:8.3g
脂質:5g
炭水化物:6.1g
焼肉(牛ロース・塩)

カロリー数:472kcal
タンパク質:11.5g
脂質:44.9g
炭水化物:0.2g
麻婆豆腐

カロリー数:371kcal
タンパク質:27g
脂質:22.8g
炭水化物:14g
ダイエット中に、食事をするときの注意点
ダイエット中に、食事をするときの4つの注意点を下記に記載します。
ゆっくり食べる
一定量の食事をすると、満腹中枢が刺激されて、「もうお腹いっぱい」という状態になります。
でも、早く食べてしまうと、満腹中枢が刺激される前にたくさんの量を食べてしまい、「食べすぎ」になってしまいます。
「食べ過ぎ」を防ぐために、ゆっくりと食べましょう。
3食きちんと食べる
健康的にダイエットするためには、朝・昼・夜と3食きちんと食べることが重要です。
「朝と夜は食べるけど、昼は食べない」という人がいますが、そうすると、夕食の「食べ過ぎ」につながるし、栄養が吸収され過ぎてしまいます。
なにより、食事を抜くというのは健康にも良くないので、3食きちんと食べることが健康的に痩せるポイントです。
食事を小分けにする
朝・昼・夜の食事のほかに、10時・15時にエネルギーを補給するのも、ダイエットに有効な食事方法です。
もちろん、朝・昼・夜の食事量を少なくして、その分を10時・15時に取ります。
そうすると、1回に食べる食事の「食べ過ぎ」を防ぐことができます。
寝る前は3時間以上前に食べる
夕食を食べてからすぐ寝てしまうと、夕食に取った食事が消化されず、「太る」原因になります。
せっかく、食事のカロリーコントロールをしても、夕食を寝る前に食べてしまっては、本当にもったいないですよね。
少なくとも、寝る前3時間以上前には、夕食を済ませましょう。
まとめ
ここまで、「ダイエットではカロリーが最も重要」の記事をお読みいただきありがとうございました(^^)!
先月、人生で4回目のダイエットを終えて、改めて感じたのが、現状把握の大切さです。
具体的には、下記3点です。
- 自分の基礎代謝を知る
- およその活動カロリーを知る
- 食事のカロリーを計算する
今回は、自分の摂取カロリーを適切に把握するために、カロリーブックも購入し、1日の食事が約500kcalになるように調整しました。
他にも、下記の3点に気を付けました。
- 寝る前3時間以上前には、夕食を済ませる
- 食事を5回に分けて1回の食事を軽くする
- 健康的に痩せるために筋トレと有酸素運動をする
「1ヵ月5キロ・10キロ痩せる!」こんなマジックはないですが、運動とカロリー制限の積み重ねで、少しずつ、確実にダイエットができると思います。
はじめは少し大変ですが、習慣化してしまえば、なんてことはありません。
ただ、本来あるべき食生活に戻すだけなのです。
では、筋トレ・有酸素運動・カロリーコントロールで理想の身体を手に入れましょうね!