こんにちは、ヤスモン(@yasumon)です!
兼六園を120%味わえるカフェ(茶室)があるのは知ってます?
時雨亭(しぐれてい)のことなですが、兼六園を凝縮したような素晴らしい庭園と本格的な抹茶(和菓子)が楽しめるんですよ!
メニューは、2種類のみなんですが、優雅で静かな時間を過ごせるので、オススメの場所です。
特に外国人に人気のスポットで、土日祝日はかなり込みます。午前中早めに行った方がいいですね!
では、時雨亭はどんなところ? 時雨亭の歴史は? 時雨亭のメニューは? 時雨亭には作法がある? 時雨亭の基本情報について紹介しますね!
動画も2つ入れているので、時雨亭がどんなところかイメージが沸くと思いますよ!
時雨亭はどんなところ?

兼六園には、時雨亭(時雨亭)という素晴らしいカフェがあるんですよ!
場所は、瓢池(ひさごいけ)の裏にあって、真弓坂口(出入口)から徒歩1分の場所にあります。

時雨亭は、木造平屋建て、屋根は、日本に昔から伝わる伝統的な手法(柿葺(こけらぶき))です。

面積は約270平方メートル、座敷の部屋が複数あるとても優雅な空間で、素晴らしい庭園を眺めることができますよ。
これは、時雨亭の様子を撮った動画なんですが、茶室の先にあるベンチに座って、広い芝生・手入れされた木や花、長谷池などが見れます。
時雨亭には、シーンとした静けさが広がっているので、日頃の喧騒を忘れて、静かにゆっくり過ごせるんですよ。

時雨亭には、日本人も多いんですが、外国の観光客も多く訪れるスポットですね。
本格的な茶室があって、本格的な抹茶が楽しめるのも、外国人に人気の理由でしょうね。
時雨亭の歴史は?

時雨亭は、2000(平成12)年に再建されたものですが、時雨亭の歴史はかなり古くて、江戸時代に遡ります。
前田綱紀(つなのり)が藩主だった1676(延宝4)年、瓢池近くに蓮池御亭(れんちおちん)と呼ばれたお庭と座敷が作られ、お茶会や宴が行われていたんです。
6代藩主・吉徳の時代には、老朽化した蓮池御亭を修復、一新し、紅葉の見物やお茶会などが催されていました。蓮池御亭は、時雨亭とも呼ばれていたそうですよ。
蓮池御亭(時雨亭)は、明治時代に取り壊されましたが、2000(平成12)年に、当時の図面をもとに再建されました。
時雨亭のメニューは?

時雨亭のメニューは、2種類のみです。

自分が、時雨亭で生和菓子付きの抹茶を飲んだのが、2018年10月30日。この時の抹茶の銘柄は、「蓮池の香(れんちんのか)」。生和菓子は、「山包」。これも、時雨亭のオリジナルだと思います。栗が入ったほのかに甘い、抹茶によく合う生菓子です。
抹茶は、薄茶だと思いますが、濃すぎず、薄すぎず、ほどよい味わいでした。
この抹茶は、時雨亭のオリジナルだそうで、加賀藩の18代当主・前田利祐(としやす)氏が名付けた抹茶だそうです。
時雨亭には作法がある?

時雨亭は、本格的なお茶を楽しむ茶室ということもあって、いくつかのお作法があるんですよ。
時雨亭では、まず、受付で先に会計をすませると、お茶の間にとおされます。荷物を部屋の入口にある、縁側に面した赤い敷物の上に、置きます。

次に、この青い敷物のうえに、座ります。いきなり、庭園に出てしまっては、ダメなようです。
みんな正座しているし、茶室ということもあって、じぶんもなんとなく、正座しました。そうすると、着物をきているお店の人が、茶菓子を持ってきて、そのあとで、お茶を運んできます。
これは、茶室の周りを撮った動画なんですが、みんな正座してお茶飲んでいるのが分かりますよね!
参考までに、お茶のお作法を簡単に、紹介しますね。これを読んでおけば、時雨亭に行っても安心ですよ(笑)
- お茶が運ばれてきたら、亭主に「頂戴します」と言います。
- 抹茶を飲む前に、茶菓子を食べきります。
- 抹茶を飲むときは、お椀の正面をすこしずらします。
- 飲むときは、左に2回、飲んだら、右に2回、茶碗をまわします。
時雨亭の基本情報
場所:兼六園内(瓢池の裏手)
電話:076-232-8841
営業:9時~16時30分(最終受付16時)
定休日:年末年始 (12月29日から1月3日)
タバコ:全席禁煙